ブランディングを出発し、向かうはアルバカーキ。
車から降りたとき通りすがった人が、軽く町の説明をしてくれました。
さて、もう少し車を走らせると、ルート66ダイナーに到着。
オールドタウンでは、色々なお土産が売っていました。例えばisenbergのTシャツ。
ここだけ少し治安がいい感じ。
それ以外に見る物は特になく、ペットボトルの水を買ってサンタフェに出発。
サンタフェはアメリカの宝石と呼ばれています。
訪問時はその事は知りませんでしたが、皆サンタフェの独特な雰囲気に惹かれていました。
町は静かで、神聖な雰囲気。
独特の建築様式(アドビ建築)の建物。
絵やナイフ、絨毯など沢山の芸術作品。
サンタフェで最もよく知られているのは、奇跡の階段でしょう。
がしかし、到着時間が遅すぎて拝見できず…
奇跡の階段とは、境界にある螺旋階段のことなのですが、支柱がなくまるで宙に浮いているようなのです。
町は様々な芸術作品が売られているだけでなく、沢山のモニュメントもありました。
これがまた絵になる。
その後は、モーテルへ。
泊まったところは、サンタフェ・スイーツ。これが最高のモーテルでした。
安モーテルでは珍しく、コンロ付き。また、洗濯機も使えるとのこと。
せっかく料理出来る環境にあるのだから、節約と栄養補給を兼ねて自炊する事に。
サラダとパスタ、焼いたベーコンを作りました。
男6人ではこれが限界。
この頃は乾燥がひどかったです。
また連日の旅の疲れから風邪が流行り、皆濡れタオルをかけてマスクをして就寝しました。
洗濯機と乾燥機は使うのが難しかったです。
というのも、25セントが4枚必要で、手元に25セント持っていなかったからです。
ただ、このモーテルは24時間受付がいて、そこに頼む事で解決しました。
また、朝はオードブル(といっても、オートミールにコーヒー程度ですが)付き。
普通はついていない(グランドキャニオン編で泊まったモーテルはいつでもコーヒーが飲めましたが、その程度で感激です。朝食なんてどのモーテルにも無いと思ってました。) ので、本当にサンタフェは最高だなと実感。
ちなみにこのあと、更にサンタフェの素晴らしさを体感することになりました。
それはサンタフェ・スイーツからオクラホマに向かう途中での出来事。
スピードの出しすぎで、警察に捕まりました。
それほど出していなかったはずなのに、絶望。
以前も述べましたが、アメリカでスピードを出して警察に見つかった場合、パトカーは回転灯は回しますがサイレンは鳴らしません。しかも何も言ってきません。
でもそれはれっきとした「止まれ」の合図なので右車線に止まりましょう。
車から出ずに、ハンドルを持ったままで待ちましょう。それ以外の事をすると打たれる可能性があります。
相手はこちらが日本人旅行客とは分かっていないので。
警察官が来て、一言。
「免許証を見せろ」
即座に国際免許証を見せます。
「なんだこれは。こんなもの通用しないぞ。」
これはやばいと自分たちは日本人旅行者で、今移動の最中であること、それは国際免許証で日本で取得すればアメリカで運転出来るということを伝えます。
宿泊先やこれからどこに行くかなど何回かのやり取りをした後、事情を知った警察官は
「サンタフェはいい街だろ?」と。
即座に自分たちは最高の街でした!と答えました。
それに満足(?)したのか警察官は
「もういいぞ、行け。この辺りは事故が多いからスピードに気を付けろよ。」
とだけ言って去っていきました。
日本ならあり得ない、そして速度違反はやってはいけない事ですが、罰金ゼロで見逃し!
やりました。(笑)
助けてくれたサンタフェには感謝感激。やはりアメリカの宝石だった…といいながら、速度に注意して向かうは
オクラホマ。