ロサンゼルスからラスベガスに向かう途中で、ピンチが訪れました。
それは給油のために立ち寄ったガソリンスタンドでのこと。
ガソリンスタンド内には全く人がいなかったので、
日本によくあるセルフのガソリンスタンドと思い車を停めました。
操作するパネルもあり、確かにセルフで給油するガソリンスタンドでした。(写真上のようなタイプ。)
そこで、車から降りてパネルを操作してレギュラーっぽいガソリンを選択。その後、クレジットカードを挿入。あれ?動かない…
前日のMetroBikeを使う時にクレジットカードが使えなかった事を思い出して(参照)、もしかしてガソリンスタンドでも日本のクレカは使えないのでは…と。
しかも現金を入れる場所もなし。どうやってガソリン入れればいいの?
横断旅行終了かと思いつつ立ちつくしていると、車から一人の黒人男性が降りてきました。
「金をくれないか?」
と言われ、どうしようもなくポケットに入っていた1ドルを渡しました。
すると黒人はありがとうと言いガソリンスタンドに併設されたお店に入っていきました。
1ドルを奪われるプチ恐怖体験(今思うと1ドル程度で本当に良かったです)をして、このあたりに長くいてはまずいと思いました。
辺りはガソリンスタンドの明かりしかなく、真っ暗闇です。
その時仲間の一人が、もしかしたらあそこ(併設の店)で伝えれば何とかなるのでは?と言い、全員の英語力を総動員して現状を伝えました。
結局、キャッシュで支払う場合は
・ガソリンスタンドの店舗のカウンター(いろいろなものが売っており、コンビニのような感じ)の店員に何ガロン分のガソリンが必要か。
・どのスタンドに車を停めたか。
を伝えて、その分のお金を払う必要があります。
実際に伝える場合には、
” I wanna get some fuel on the terminal 〇〇”←停めた場所、ターミナル8など書いてあります。
と伝え、その後にガロン数を聞かれるので必要な量だけ答えましょう。
1ガロン=3.8リットルから、パスファインダーであればとりあえず15,6ガロン程入れれば大丈夫だろうと話し合ってお金を払いました。
無事にガソリンが入り、引き続きラスベガスへ。もう夜になっていて、周りに明かりが無いためとても綺麗な星空でした。